【吹奏楽名曲紹介】 交響曲第1番 (天野正道)

吹奏楽の巨匠、天野正道先生の初の交響曲はグラールウィンドオーケストラによる委嘱で、佐川聖二さんの指揮でミューザ川崎シンフォニーホールで、2010年6月6日に世に出されました。

四つの楽章からなるこの交響曲は、いずれもグラールウィンドオーケストラが委嘱に関わった3つの独立した楽曲を元に作られ、四楽章のみ交響曲の終楽章を念頭に書かれています。

楽曲構成は、以下の通りです。

  • 第一楽章:幻影-ファントム ドゥ ラムール
  • 第二楽章:エスティロ デ エスパーニャ ポル ケ?
  • 第三楽章:アダージョ スウォヴィアンスキェ
  • 第四楽章:ロンド-コーダ 

この曲の初演の際には、パイプオルガンがあったことから、天野先生自身がオルガンソロを弾かれています。いずれの作品も吹奏楽曲として非常に人気の作品で、広く親しまれています。