【吹奏楽名曲紹介】ア・ウィークエンド・イン・ニューヨーク (P.スパーク)
「ウィークエンド・イン・ニューヨーク」ざっくり解説 ニューヨークのイギリス人 スパーク ブラスバンド作品や「宇宙の音楽」でお馴染みのスパークのエンターテインメント性バッチリの娯楽的作品です。演奏するのはそれなりに難しいですが、愉快で素敵な世界が味わえます ガーシュインの「パリのアメリカ人」ならぬ、スパーク版の「ニューヨークのイギリス人」といったコンセプトの曲で、スパークが街中で感じた「ストリート・ […]
「ウィークエンド・イン・ニューヨーク」ざっくり解説 ニューヨークのイギリス人 スパーク ブラスバンド作品や「宇宙の音楽」でお馴染みのスパークのエンターテインメント性バッチリの娯楽的作品です。演奏するのはそれなりに難しいですが、愉快で素敵な世界が味わえます ガーシュインの「パリのアメリカ人」ならぬ、スパーク版の「ニューヨークのイギリス人」といったコンセプトの曲で、スパークが街中で感じた「ストリート・ […]
「復興」ざっくり解説 東日本大震災の前の年である2010年にヤマハ吹奏楽団創立50周年を記念して作られた作品ですが、2012年に当時の東海大付属第四高等学校をはじめ、多くの団体が演奏し爆発的なヒットとなりました。 震災とは直接の関係はないものの、多くのバンドが「復興」という言葉を東日本大震災と繋げて演奏したのではないでしょうか。吹奏楽愛好家の中にも、東日本大震災のための曲と勘違いされている方もいる […]
「宇宙の音楽」ざっくり解説 「ハイハイかっこいいかっこいい!」以上です。ひと昔前はそんなにメジャーではありませんでしたが、今では手の届く憧れの曲の一つではないでしょうか? 邦題には様々な議論がされており、原題のイメージを優先するのであれば、「天球の音楽」、「天体の音楽」という方が近いのかもしれません。しかし、やはり「宇宙の音楽」という名前のインパクト性もあり、こちらの方が親しまれている印象がありま […]
通称「三ジャポ」でお馴染みの日本を代表する吹奏楽の名曲で、真島俊夫先生による、日本で最も親しまれているといっても過言ではない吹奏楽オリジナル作品です。初演は2001年に東京佼成ウィンドオーケストラによって演奏されました。 西洋の音楽技法と和風テイストを見事に融合させた作品として、海外でも高い評価を得ている日本が誇る吹奏楽作品です。余談になりますが、ウィキペディアに乗っているほど有名な?作品です。 […]
「光は大宇に満ちて」ざっくり解説 メトセラなど、ヤマハ吹奏楽団の委嘱作品でお馴染みの田中先生の作品の中で筆者がお気に入りの一曲です。高知県の鏡野吹奏楽団の第30会定期演奏会のために委嘱された作品です。 現代的な作風や重厚なサウンドの曲が多い田中賢作品ですが、この曲は優しい旋律や木管楽器のソロ回し、メロディックなクライマックスが印象的な作品です。もちろん打楽器も大活躍です! 題名の「大宇」は「そら」 […]
毎年多くの吹奏楽オリジナル作品が発表されていますが、全国大会で金賞を取ることで話題にならないと、その後演奏される機会に恵まれないのが日本の吹奏楽界の寂しいところです。 この曲は、コンクールでも定期演奏会でも頻繁に新曲を披露してくれる鏡野吹奏楽団の2011年の委嘱作品です。 「水をテーマに描かれるライフストリームの世界」 タイトルにある水文とは、地球上での水の循環を表す単語で、その様子や、そのライフ […]
作曲者の和田先生はあの伊福部昭の門下生となっており、ゲーム音楽やゲゲゲの鬼太郎といったアニメ音楽も手がける、大変多才な方です。 作風はオーケストラといった西洋のスタンダードな音作りに邦楽器や民族楽器などをとり入れたもので、「生音」第一主義というか、なるべく実在する音は本来の楽器を使うというポリシーを持っていらっしゃる方だそうです。 伊福部門下として純音楽にも力を入れており、伊福部作品の吹奏楽編曲な […]
一昔前、あるいは二昔前?の吹奏楽界で「天野正道先生といえばGR!」なんて方も多かったのではないでしょうか? 今もなお愛され続ける天野先生の代表作が「GR」です。交響組曲第二番、第三番、「トレインチェイス・エディション」、そして「シンフォニックセレクション」と、様々なバージョンがありますが、まとめちゃいました。 「コンクール史上初のアニメ音楽?」アニメを観てなくても泣ける名曲 「GR」とは「ジャイア […]
数多くの作曲家が魅了されてきた「パガニーニの主題」を長生先生が現代吹奏楽で紡ぐ、個人的に大好きな作品です。 元々は、サックスの須川さんのために書かれた、ピアノとアルトサクソフォーン2本による「パガニーニ・ロスト」という作品であり、それを東京佼成ウィンドオーケストラのために編曲されたのがこの作品です。 東京佼成仕様ということで、各パート一人ずつでも演奏できるように、それぞれのパートがなるべく等しく活 […]
「紺碧の波濤」ざっくり解説 長生先生の「紺碧の波濤」は2011年の幕張総合の演奏でよく知られるようになりましたが、意外にも2005年に創価グロリア吹奏楽団に委嘱されて作曲された比較的歴史のある曲です。 「悲劇の英雄」をテーマとして与えられた作品で、西洋音楽の現代的な響きに彩られながらも、和風な雰囲気を感じさせる、独特な世界観を持った曲で、長生先生版のジャポニスムとも言えるでしょう。 かなり難易度が […]