【吹奏楽名曲紹介】 吹奏楽のための「天使ミカエルの嘆き」 (藤田玄播)

1978年のヤマハ吹奏楽団の委嘱作品で根強いファンのいる名作です。天使ミカエルは大天使とも呼ばれる天使の中でもっとも偉い存在で、黙示録で出てくる審判の日で終末のラッパを鳴らし、悪魔と戦うことで有名です。

この作品の中でも戦いを描写している雰囲気やラッパが効果的に使われている場面があり、宗教的な着想を持つことが伺われます。

作曲者の藤田玄播先生は、2003年に洗礼をうけ、「ミカエル藤田玄播」となったことでも知られています。コンクール課題曲やクラシック作品のアレンジでも有名です。